幼児のてんかん|症状や特徴について

こそだてぃ|ていちゃん

癲癇(てんかん)とは?

癲癇(てんかん)とは発作を繰り返す脳の病気です。
年齢、人種、性別関係なく、誰にでも発症する可能性があります。

私たちの脳は、神経細胞のスイッチのオンとオフを繰り返して生活を送っています。
ごく自然と行なっている「手を動かす」「歩く」「話す」などは、脳から体に命令をしてはじめて成り立ちます。

しかし、癲癇(てんかん)は大脳の神経細胞の多くが一斉にスイッチが入ってしまい、バランスが取れなくなってしまいます。その結果、「発作が起きてしまう」というような病気です。

小児と高齢での発症が多く、稀に赤ちゃんの頃に癲癇(てんかん)を発症する子もいます。
赤ちゃんの発作はモロー反射の動作と似ているため、専門医でなければ判断が難しいとされています。

なぜ小児てんかんになるの?

小児てんかんになる理由は以下と言われています。

  • 生まれたときの脳の損傷
  • 先天性代謝異常
  • 先天性奇形

これらが原因で「乳幼児期に発症する頻度が高い」と考えられています。

小児てんかん全体では「特発性てんかん」が最も多く、特に生後~3歳までに発症することが多いです。

特発性てんかんとは、遺伝的な痙攣のしやすさが関連すると考えられて言われています。

てんかんは具体的にどんな症状?

この時期のてんかんの原因は、脳の形成異常や腫瘍など何か異常がある場合が多いです。

新生児期や乳児期には「出生時の体重が平均体重よりも軽い子」に痙攣(けいれん)が起こる頻度が高いというデータがあります。

「けいれん」の頻度にもよりますが、そこから何割かの子が「てんかん」に移行します。新生児は「けいれん」を伴わずにぐったりするだけの発作も多いため、細心の注意が必要です。

少しでも様子がおかしいと感じたら、なるべく早く医師に診てもらいましょう。
治療が遅れれば遅れるほど、脳性麻痺やてんかんなどの後遺症が出る場合もあります。

小児は欠伸発作が多い

欠伸発作(けっしんほっさ)は、会話をしたり、何かをしている最中に突然意識がなくなってしまう、という発作です。

発作が出ると、以下の症状が見られます。

「急に話が途切れる」
「突然に動作が止まる」

これがおよそ20~30秒ほど起こります。

「突然ぼーっとする子だなぁ」
「集中力がない子なのかなぁ」

このように感じ、医師に診てもらったら実は欠伸発作だった、という事もありえるので覚えておきましょう。

てんかんの治療法について

治療は薬物治療がほとんどで、患者ごとの発作にあわせて薬が処方されます。

複数の発作が起こる場合には、いくつもの薬を併用することが多く、副作用なども考慮しながらの治療になっていきます。

何種類かの薬を試しても発作がなくならないてんかんは「難治てんかん」と呼ばれており、その場合には食事療法や手術などの治療を行うケースもあります。

医師からの指示を仰ぎ、相談しながらその子に最適な治療法を見つけていきましょう。

てんかんと間違えやすい病気とは

てんかんと症状が似ている「間違えやすい病気」について紹介していきます。

熱性けいれん

小児の「熱性けいれん」が挙げられます。
乳幼児が感染症を伴い、体温が急激に上昇することにより起こるといわれています。

息止め発作

乳幼児によくみられます。
激しく泣いていると思ったら、急に呼吸を止めて意識がなくなるのが特徴です。

「皮膚や粘膜が青紫色になり、全身が硬直してしまい、首や背中が反り返る」
という症状がでます。

チック

チックは、顔の筋肉が意思に反してピクッと動きます。
顔だけでなくだけ、違う筋肉にあらわれる場合もあります。

まとめ

大切なわが子に関ることですから、心配になってしまうのは当たり前です。
少しでも様子がおかしいと思った時は、早めに医療機関で診てもらうことをおすすめします。
小児のてんかんは比較的治る可能性は高いと言われています。
その為には適切な治療や処置が重要になってきます。
まずは慌てずに、正しい知識を身につけて大切なわが子を守りましょう。

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