まだ生まれたばかりで慣れない育児。悩んでしまうことや心配になってしまうことがきっとたくさんありますよね。寝不足の新米ママパパも多いのではないでしょうか。本当に毎日お疲れさまです。
「育児を楽しめない⋯⋯」そんな悩みを抱えているママもいらっしゃるかもしれません。ですが、その悩みこそが育児に向き合おうとしている証拠です。今はとっても辛いと思いますが成長していくにつれて状況は変わっていきますし、育児が辛いと思うのはあなただけではありません。あなたは1人じゃありません。
「子どものお世話をしている親御さんが少しでも楽になればいいな⋯⋯」という思いをこめて、0歳児育児のポイントを紹介していきます。
0歳児は「乳児」と言われており、1歳になると「幼児」と言われます。
乳児期の中でも
- 生後7日未満までは「早期新生児期」
- 生後28日未満までは「新生児期」
と言われています。つまり新生児と呼ばれる時期です。次に紹介していきますが、0歳児には危険もたくさんあります。
0歳児の注意点|新米ママが気を付けるべきこと
育児に慣れていない新米ママをはじめ、何人ものお子さんを育てている忙しいママも、改めて確認してほしことが0歳児の注意点です。特に注意すべき5つを紹介していきます。
1.「寝てる時間が多い時期」は温度調節に注意
0歳児は体温調節の機能がまだ未熟なため、部屋の温度調節には注意が必要です。
4ヶ月くらいになると首もすわり始め、あらゆる物を握り始めます。しかし、コントロールがあまりできずに顔や頭にぶつけてしまうこともあります。硬い素材のものを渡したときには目を離さないように注意してください。そっと見守ってあげましょう。
2.「寝返りをする時期」は窒息に気を付ける
5ヶ月くらいから寝返りをする子もいるでしょう。「寝返りをしてうつぶせになったものの仰向けに戻れない!」そんな赤ちゃんも多いです。柔らかすぎる寝具でうつぶせ寝になってしまうと、仰向けに戻りづらく窒息しやすいため十分な注意が必要です。
3.「お座りをし始める時期」は後ろに倒れて頭を打つことも
6~7ヶ月あたりになると、お座りができるようになる子もいるでしょう。お座りできるようになると、今までと違って視界が広くなりあらゆるモノへの興味が増すことも当然のように出てきます。
お座りが安定するまでは、後ろに倒れて頭を打つこともあるため、赤ちゃん用チェアがあると安心です。乳歯が生えてきたら歯のケアも始まります。ガーゼなど柔らかい布でのケアをしていきましょう。
4.「ハイハイし始める時期」は誤飲が危ない
生後8~9ヶ月になると、ずりばいやハイハイができるようになります。好奇心旺盛になる時期も重なり、小さなものも掴めるようになっているため誤飲や誤食に注意が必要です。
5.「つかまり立ちをする時期」
生後10~11ヶ月になると、つかまり立ちやつたい歩きができるようになります。歩くことが安定するまでは、転倒時にどこかに頭をぶつけないようサポートが必要です。
まとめ|新米ママは「とにかく目を配ること」が大切
ここまで紹介した5つのように、0歳児育児はとにかく目が離せません。この時期は、あやしたり話しかけても反応が少ないことも多いでしょう。しかし、反応がないだけで目や耳は着実に成長しています。赤ちゃん本人の声マネをしてみたり、赤ちゃんの体を動かしなが歌を口ずさんたりすると面白い反応を見せてくれる子もいるようです。
ママはお出かけできる範囲が限られてしまったり、睡眠不足や疲労に悩まされたり、後追いにイライラしたり、このようにストレスに感じてしまうことを挙げればキリがありません。離乳食が始まると悩みも増えてしまうことでしょう。
しかし、0歳児の成長スピードは恐ろしいほど早いものです。
いずれ1歳を過ぎるとママに物事をアピールするようになったり、「ママ」と呼んでくれたり、1人で遊んでくれるようになるため、ママも少し楽になってきます。とにかく大変なのは0歳の時期で、ここを乗り越えればママの自由に使える時間が増えます。
新米ママは1人で悩みを抱えこみがちですが、そんなこととは関係なく赤ちゃんはどんどん成長していきます。手抜きできるところは手抜きして自分の精神衛生も保ちつつ、赤ちゃんの成長を見守るようにしなければ辛い気持ちになってしまうばかりです。ママ自身の心と身体も大切にしてください。